着物に帯、それからバッグに髪留め、
草履に目がいくのは5番目くらい?
今日は久しぶりに見つけてもらえて、
私もクマも喜んだ。
(足元なので いつも気づいてもらえないのです)
着物は年齢関係なく、
かわいい動物柄を着られる楽しみがあります。
うさぎ、ねこ、とり、かめ、むし、くじら、、
洋服ではなかなかチャレンジできない柄が
着物ではうんと映えるのです。
逆に龍や野獣系は強すぎてだめ。
(お洋服だとヒョウ柄は当たり前なのに〜!)
その昔、
着物はただの「着るモノ」でした。
そのうち 位を表したり、権力を見せつける道具の1つとなり、
江戸時代には動くキャンバスとして
様々な柄や織りで 街を華やかにしていったのです。
これは貴族や武士、裕福な商人たちの話であり、
農民は麻や木綿の質素なものでした。
つまり、私たちが知る着物というのは
金持ちの衣服 というわけです。
そんな金持ち文化を よく日本文化と言うものだ、と
一度着ることが嫌になった時期がありました。
しかし、今では、やっぱり好きー!と
着物の世界に魅せられている毎日。
こんなに作り手の思いがあふれていて、
全身で今の気持ちや気分を表すことができる衣服、
他にあるでしょうか。
ご先祖様ってユーモアたっぷりに生きていたんだなと思います。
夏にわざわざ 雪の結晶柄を着て、
みんなを涼ませるだなんて、
洋服にはない考えですよね。
そろそろ紅葉柄の出番かな。
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