日時:5月20日(金)18:50〜21:00
会場:千駄ケ谷区民会館
アクセス:JR線「原宿駅」・副都心線/千代田線「明治神宮前駅」
参加費:1000円(学生800円)
主催:アストック
テーマ『 "アスリート的生き方"で見えてきたもの 』
スピーカー:小松 美冬(ランニングライター・ランニングセラピスト)
23歳のOL一年目、自分らしいことを求めてフルマラソンに挑戦。小さい時から走るのが好きでしたが、直接のきっかけはある映画の「マラソンを完走したら、自分のしたいこと、何でもできるような気がするの」でした。そして、実際、完走するとその台詞どおりに感じたのです。
そこで、本当にしたいことを自問。 大好きなスポーツの楽しさを伝えるライターを目指し、 編集プロダクション勤務を経て、25歳の時、「ライター+ ランナー」の肩書きで独立。 科学的トレーニング方法や国内外のトップ選手などのインタビュー 記事等を書いてきました。
一方、ライターとして得た知識を生かして「自分全開」 をテーマにマラソンランナーとして走り続け、 オリンピック出場も夢みました。ところが、
タイムへのこだわりが強くなったあたりから、 体の声が聴こえなくなり、体を壊して走れなくなりました。33歳のことです。
そこから「もう一度気持ちよく走りたい」の一心でゆる体操、 操体法、気功、体幹内操法などを学び、 それらの書籍の出版に関わりながら、"自然の理にかなった動き" を探り続けてきました。そして、最近、超ゆっくりですが、 走ることで心身が整う、"自己最快" の走りができるようになってきました。
今、強く感じているのは、「どう動くか」の前に「どうなっているのかを感じること」、さらにその前に「体とどう向き合うか」が大切なのでは、ということです。あるがままの体を愛おしむと、体は本来の力を自ずと発揮し、快適に動いてくれるようなのです。
こんな半生で感じてきたことを、簡単な実技を交えながら、お伝えしたいと思います。
【プロフィール】
快適に動くことをテーマとする。著書に『からだに効く本』(ランナーズ)、『シャル・ウィ・ラン』(窓社)、訳本に『リディアードのランニングバイブル』(大修館書店)、『キャッツ・ジム』(マガジンハウス)、構成した本に『高岡英夫のゆるウォーク』(学研)などがある。1987年東京国際女子マラソン国内8位入賞。マラソンのベストは2時間46分。バルセロナ五輪・東京国際女子マラソンなどのラジオ解説歴24年。現在、操体法、ゆる体操、体幹内操法などを取り入れた体とのつきあい方、重力と調和した歩き方などを伝える教室も開催。
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