2016年8月31日水曜日

ブランコ酔い


先日、

おともだち(6歳♂)が お泊りにきて、

一緒に公園に行ったり、公園に行ったり、公園に行ったり、

とにかく公園で遊んだ。



久しぶりにブランコに乗ったら

気持ち悪くなる。

船酔いならぬ、ブランコ酔い。

シーソーに乗ったら

私のほうが重すぎて

全然楽しくないと言われる始末。

なんだかゴメンよ〜と、

他にできることは全力でやるようにした。



かくれんぼ、

数を数え終わったのを聞いたのが5分前、

まだ見つけてもらえない私はちょっと不安になる。

すると大きな声で

「まーいーこーちゃーん!」と

何度も呼ぶ声が 公園中に響いた。







帰り道、私の背中に乗った おともだちが

「しゅっぱつしんこう、なすのおしんこ〜」

と言ったので、

「きゅうりのぬかづけ〜」と続ける。

クレヨンしんちゃんのセリフなのである。





「私も6歳のとき、しんちゃんの真似をよくやっていたよ」


「えーまいこちゃんもー!」




それにしても、もう20数年続いているなんて、

しんちゃんやるな!

2016年8月30日火曜日

秋の支度


まっ黒な とんぼがいた。

祖父は昔っからいたと言い、

母は初めて見たと言う。



羽黒蜻蛉といい、

雄はカラダがエメラルドグリーンで(写真)

雌は全身まっくろ。

庭先に10匹、

線が細く、今にも消えてしまいそう。



そうっと、じいっと、カメラを向けていると、

まんまと蚊の餌食に。

そんなに珍しいかと祖父は笑っていた。





カエルは梅雨を、セミは夏を、

そしてトンボが秋を知らせてくれる。

そろそろ秋の支度をしたらどうかって。

(先日はご丁寧に 家の中まで入ってきた!)



衣替えが面倒な人もいるけれど、

私は年4回、結構楽しみにしている。

秋服を眺めながら、

どんな時間を過ごそうかと考え事をはじめたら

作業がまったく進まない。



秋だなァ。


2016年8月23日火曜日

しおかぜの車窓から


愛媛に行くなら電車がおすすめ。


瀬戸大橋を走る時間を夕方に合わせると、

それはそれは とびきりロマンチックな眺め。

夕日で瀬戸内海が真っ白に、

おだやかな波が やわらかい雲のよう。

その上をすーっと船がすすむのです。


よく晴れた 昼なんかも良い。(動画)






四国に新幹線が通っても、

この景色はなくならないのかなァと

よく思ったりもする。

全国 新幹線鉄道網が実現する日は近いのか、

田中角栄ならオリンピックまでにやっちゃうな。




お遍路の国ですもの、

新幹線なんていらんのです。

まずは歩く。

今あるものを生かす四国でありますように。


2016年8月8日月曜日

夏が終わる前に


ひょんなことから、

本の読み聞かせをしてもらうことになった。

私がするのではなく、

される側。



子どもが 読んで 読んで とせがんだり、

聞きながら こてっと寝てしまったりする、

あれがよく分かる。


子どもの頃の 絵本を読んでもらった記憶は

すっかりないし、

まして自分の子どもがいるわけでもないから

読み聞かせる状況など もちろん無い。


そうは言っても どこか懐かしいもので、

始まる前は結構わくわくする。





私は徹底して

読み手ではなく 聞き手。

漢字が苦手だから。寝ても怒られないから。

あとは、

読み手を独占できるから。


これぞ 子ども!



読み聞かせといえば、

以前、アストックで絵本の編集者である森戸 潔さんの回があった。


「絵本のサイズは、お母さん(大人)の膝の上に子どもをのせて読む、ということを基準に」
つくられているんですよ」





「絵本で教育とかなんとか言われますが、やっぱり外で、自然と触れ合って遊ぶことは大事ですよ。風の心地良さ、花の美しさをカラダで感じているからこそ、絵本が生きるんです」




先日読んでもらった 幸田露伴の「平将門」の冒頭分にも

“ 書を読んで書に読まれるなどは、酒に飲まれたよりも詰まらない話だ 

と書いてあった。




うかうかしていると 夏が終わっちゃう。

2016年8月7日日曜日

貝殻と宇宙


いつか使う いつか使う と言いながら

5年も前に拾った貝殻。

ついに 使った。



この「いつか使う」という言葉があるせいなのか、

うちのじーちゃんちは モノで足の踏み場もない。

この貝殻たちも久しぶりに 新鮮な空気に触れて さぞ嬉しかろうな〜。



ニュージーランドで私に拾われ、
愛媛に一旦預けられ、
東京で2回もお引っ越し。

よくもまぁ捨てられなかったもんだ、と感心する。




「いつか」つながりで もうひとつ。

いつか価値が出る、

着物の展示会でよく耳にするのだが、

この「いつか」は本当に怪しい。


明日死んじゃうかもしれないんで、

こう断るしかない。





いつか宇宙にいく、

わたしの夢は 生きているうちに叶えないとなァ。

未熟者の夏


いつもの日曜日。

カフェのオーナーと、オーナーの旦那さんに

あれやこれやと話を聞いてもらう。




不満が溜まっているときって(外に対しても、内に対しても)

つくづく自分のことしか考えていないんだなァと、

痛いことに気がつく。



自分を満たすために、

今の状況をなんとか変えようと

そればっかり。




誰かのために、
家族のために、
日本のために、
未来の子どもたちのために。



私はまだまだ 未熟者 でござんした。




ふと日めくりカレンダーを見ると、

「世のため 人のため を心に」

と書いてある!

むむ!今日はなんて日だー!